2017-05 - 大阪・神戸の遺品整理|ハロークリーンセンター

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2017-05

納棺について

皆さんこんにちは、今回は納棺について少しご紹介したいと思います。
納棺を行なう場所は様々です。セレモニーホールや、自宅や病院などで利用されています。
一言で納棺といっても場所によっては遺族が納棺に参列したり、地域独自の儀式を行なったりとその進行も異なります。
納棺を行なう作業者たちは、朝のうちにその日一日の現場と納棺の流れを把握して、滞りなく作業を進めていきます。
納棺の具体的な流れをお伝えします。
人は亡くなった瞬間から体の中に菌が繁殖して腐敗が進行していきます。ですので、ご遺体の状態や季節によって進行速度は異なりますが状況によってさまざまな対応が必要となります。
ドライアイスをあてて鼻や口の中に詰め物をするのが通常であり、場合によっては長期保存のためにご遺体の殺菌・消毒、防腐処置といったエンバーミング(※)を行なうこともあります。
(※エンバーミング《embalming》 というのは、ご遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法のことをいいます。)
その後、着ていた服を脱がせて体をきれいに拭く湯灌の儀、女性の場合は化粧を施し、男性の場合は顔そりを行った後に仏衣を着せます。
そしてご遺体を棺に納めて作業は終了です。この経過をベースにしてご遺族の要望や地域性に応じて細かな対応をしていきます。
ご不明の点がございましたら、どうぞお気軽に弊社へご相談下さい。

おくりびと

滝田洋二郎監督の2008年の日本映画『おくりびと』を皆さんご存知でしょうか?この映画は第81回アカデミー賞外国語映画賞にも輝いています。

「おくりびと」とはそもそも、どのような人のことをいうのでしょうか?

「おくりびと」というのは、故人を安らかにお送りするために、納棺師とは亡くなった人を棺に納めるために必要な作業と行う職業人のことをいいます。

この仕事は、確かに様々な企業も行なっていますが、近しい人が亡くなったときからその遺族の方も行なう仕事になります。

今回は、この「おくりびと」として働く企業側の一日をご紹介致します。



〈納棺師の一日の流れ〉



事務所の清掃を行った後、その日の流れを確認します。大体3人一組のチームで仕事を行います。



社用車で現地に移動します。一日4件ほどの納棺を行うのが通常です。忙しいときには78件手がけることも。



到着・あいさつ

現地に到着したら遺族と密なコミュニケーションをとります。悲しみに寄り添いながら、要望を伺った後に作業に入ります。



納棺作業開始

湯灌、化粧、着替えをベースに納棺作業を行います。所要時間はおよそ90分ほどです。



作業終了・あいさつ・次の現場へ移動

無事に納棺を済ませたら遺族への声掛けを行い、次の現場へ移動します。



たいていの「おくりびと」の仕事はこのような流れになります。どうぞご参考にして下さい。






 

「遺品整理の時期を見定める際の注意点」

今回は、遺品整理の時期に際する注意点についてお伝えします。

遺品を整理し始める前に、特に注意して欲しい点を3つあげておきます。



●手続き書類は遺品整理前に探した方がいい

亡くなられた後の手続き書類には、提出期限が設けられているものもあります。例えば、年金受給停止の手続きは10日以内で、国民健康保険証の返却は14日以内です。

この提出期限を過ぎると、さらに手続きが複雑になるので、早めに該当書類を探して手続きを行なっておきましょう。



●遺族(相続人)全員で遺品整理をした方がいい

遺品の中には一財産になる品も含まれている場合もあります。例えば、指輪やネックレス、高級腕時計などの宝飾品です。遺族(相続人)全員で遺品整理をしないと、一部の遺族が「○○があったはずだが…」と言い始めて、その品がないと勝手に持ち帰ったのではとあらぬ疑いを掛けられることもあります。そのため、遺品整理は必ず遺族(相続人)全員で行いましょう。



●遺族だけで遺品整理できない場合は、業者に依頼する方法もある

「遠方だから」

「足腰が弱くて」

「仕事が忙しくて」

上記のような理由で、遺族だけでは遺品整理が難しい場合もあります。その際は、遺品整理専門業者に相談してみましょう。しかし、ほとんどの人は、遺品整理を業者に依頼することは初めてで不安だと思われます。そこで「遺品整理業者に問合せする前に知っておくべき9つのポイント」を読まれて少しでもその不安を解消してください。



前回から今回に引き続いてお伝えさせていただいたことが、遺品整理をはじめられるきっかけになれば幸いです。



ご不明の点がございましたら、どうぞお気軽に弊社へご相談下さい。






 

遺品整理の時期

「親はいつまでも元気じゃない」皆さんもこの言葉はよく聞かれたのではないでしょうか?

人の動きはある日とつぜんやって来るもので、なかなか「遺品整理の時期はいつごろ?」といわれてもよくわからないと思います。

今回はその遺品整理の時期について、一般的な事例をもってご紹介したいと思います。



親が亡くなった後、なかなか気持ちの整理がつかない中でも、そろそろ遺品整理を始めなければと思われているのではないでしょうか。でも、遺品の整理って、一体どの時期から始めればいいのだろうかと思われていませんか?



ここでは、実際に多くの遺族の人が選ばれている、持ち家と賃貸住宅での遺品整理の開始時期についてご紹介したいと思います。



〈遺品整理の開始が多い時期(持ち家)〉

●法要に合わせて

四十九日・一周忌・三周忌・七周忌など遺族が一同に集まる時期を見計らって遺品を整理される人が多くいらっしゃいます。ほとんどの人は、仕事で忙しかったり、遠方だったりするので、遺品整理のためだけに集まるのは難しいので、遺族が集まる法要の機会に一緒に遺品整理をはじめられているようです。



●諸々の手続きが完了後

遺産相続手続きの他にも健康保険の世帯主変更手続きや年金関係の手続き、公共料金等の支払い手続き、所得税関連の手続き等もあります。手続きの種類によっては、死亡日から期限が定められている手続きもありますので、全ての手続き完了後、一段落付いてから遺品整理をされる人も多くおられます。



●故人への想いが癒えてから

故人への想いが癒えていないときに、遺品を整理するのは辛いものです。そのようなお気持ちで遺品整理されることは、あなた自身はもちろんのこと、故人に対しても決して良くはありません。特に故人と親しかった遺族は、故人への想いが完全に癒えてから遺品整理を行なわれています。



〈遺品整理の開始が多い時期(賃貸住宅)〉

賃貸住宅での遺品整理の開始時期は、持ち家の場合とはかなり異なります。はやり家賃の関係や大家からの要望で早い時期から遺品整理されることが多いようです。



●月末または翌月末まで

月末締めの賃貸契約がほとんどですので、新たに家賃が発生する前に部屋を引き渡すため、多くの人が月末までに遺品整理を終了されています。またタイミングによっては、その翌月末までの場合もあるようです。



●四十九日経過後の月末

死後四十九日の間は、亡くなった人の魂がこの世を彷徨っているといわれています。そのため、故人を偲ぶ期間というわけで、新たに家賃が発生するにも関わらず、四十九日を過ぎてから遺品整理をはじめられる人もおられます。



●葬儀終了直後

上記とは反対に、仕事が忙しく余分に有給が取れないことや遠距離のため時間が掛かる等の理由で、葬儀と同時期に遺品整理をされている人もおられます。その場合は賃貸契約の内容によっては、家賃が日割り計算で返金されるというメリットもあります。



〈遺品整理の時期に一般的はありません〉

多くの人が遺品整理をされる時期を具体的にお伝えしましたが、それが一般的であるというわけではありません。諸々の事情もあるとは思いますが、基本的にはあなたが遺品を整理しようと思われた時期が遺品整理を開始する時期と思われていいと思います。







 

お葬式というものについて

皆さんこんにちは、今回はお葬式についてどんなものか?少し原点に立ち戻ってお伝えしたいと思います。

日本における通夜は古代の殯(もがり)に発しています。これは葬儀の前夜祭の形態をとっています。

誰かが寝ずの番をして(交代でもよい)、夜明けまで灯明や線香の火を絶やさないようにしなければなりません(これには魔除けの意味があります)。

近年では消防署などにより、式場では夜間の火は焚かないよう指導が入ることもあり、都市部の式場では夜通しではなく、半通夜と呼ばれる形態で夜は遺族が帰ってしまう場合もあります。

僧侶などによる葬儀が終わると出棺が行われ、多くの参列者とは別れるのが一般的です。

出棺の際に、故人が使っていた属人器であるご飯茶碗を割ったり、座敷を掃き出したり、カゴや臼を転がしたりする風習が残っている地方があります。

火葬場に向かう道と帰り道は同じ道を通りません。

一本道で難しい場合であっても、可能な限り同じ道を通らないように努力しなければならないのです。これは埋葬した死霊が付いて来ない様にするためでもあります。逆に同じ道を通らなければならないとする風習もあったりします。

葬儀終了後に「振り塩」と呼ばれる清めの塩を撒きます(ただし、これは神道由来の慣習であって、死を穢れとみなさない仏教の教義に反するとの考え方が多くなり、元来これを行っていなかった浄土真宗を中心に、近年では行われないことが多くなっています)。

遺体を安置する場合には、遺体の胸の上に魔除けとして刃物を置きます。

これを守り刀と呼ぶ由来は武士の社会で、刀によって魔を斬るといった意味や魔物の使いとされていた猫が光り物を嫌がるので刀を置くことが魔よけとされました。

遺体を安置すると、そこに供え物として枕飯、枕団子を供えます。

枕団子は米の粉(上新粉)などを丸めて作ったもので、数は地域によって差があり、六地蔵、六道から六個とする説と、十三仏などからとった13個とする説があります。

なくなられた日から一個ずつ増やして四十九日までお供えし、49個飾る地域もあります。枕飯はご飯を御茶碗に山盛りにして、御箸をさして飾ります。






 

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