2016-06 - 大阪・神戸の遺品整理|ハロークリーンセンター

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2016-06

最大の遺品

故郷で一人暮らしの叔母が亡くなり、身内の人達で遺品整理を行ったそうなんですけど、最も困ったのが”住居”をどう処分するかという事でした。

「売ればいいじゃないか」と思ったのですが、どうも問題があったようで…

第一に、古い建物なので資産価値はゼロ(というかマイナス)

第二に、建物の一階部分が他人の家とくっついていて取り壊すと他の家に影響がある。(どういう構造になっているの)

古い家の場合は色々な問題を抱えている事が多く、後継ぎがいない場合は周囲の人たちが大変困ることもあるんですね!でも住居が無いと生活できませんから、”生前整理”はできないですよね。

現代では同じような例が多くなるのではないかと思います。残された家を処分することは、最大の遺品整理になることを実感させられました。

 

孤独死は寂しい?

以前、親戚の人から「一人で寂しくないの?孤独死したらどうするの?」と聞かれて反論したことがあります。

家族がいても一人で留守番をしている時に倒れたり、一人で外出して事故にあったりすれば孤独死と同じだと思うのです。だいたい死ぬときは誰でも一人でしょう!

今思うと不毛な議論のようですが、実際一人の生活はそんなに寂しい事ではありません!

人に気を使わなくてもいいし、自分の趣味に没頭できます。きっと第三者の厳しい目で見ると(どこかで聞いたような)寂しく見えるのでしょう。

ただ、「孤独死」というと“死ぬときに一人”という場面ばかりを思い浮かべてしまうのですが、徐々に具合が悪くなり、誰の助けも受けられずに死に近づいていく、というそのプロセスを考えるとぞっとします。

まあ、せめてその瞬間がくるまで楽しく生きようと思いますので、遺品整理をする皆さ~ん、私の生活が孤独で悲惨だったなんて思わないでください。

ああ、書いていて寂しくなりました。

「ダンス」の画像検索結果人生楽しく生きましょう

町が老いる

全国的に高齢化が進み、お亡くなりになる方が増加しています。自治体の中には葬儀場や火葬場などの不足から、「友引」でも葬儀を行う計画を立てるなど、対応に苦慮しているようです。

自分もいつかは逝ってしまうことを考えると、他人ごとではありません!そういえば、故郷で葬儀があった時も、一日にに3件もの葬儀が執り行われている様子を見て驚愕したことを覚えています。

まさしく、町は老いているのです!(私も)

それに伴い、遺品整理・生前生理などの作業が当然のごとく増加し、身近で遺品整理をする方々の姿を見かけるかもしれません。あるいは、異臭がするなどの不都合が起こるかもしれませんが、どうか温かい目で見守って頂きたいのです。

 


見られたくない遺品

僕がもし急に死んでしまったら……。これだけは見られたくない!

誰でもこんな思いがあるのではないでしょうか?インターネット等でその類のアンケート調査を見てみると次のような結果が!

1位 パソコン
2位 携帯電話・スマートフォン
3位 隠していたマンガや本
4位 手帳 ・通帳

パソコンやスマホについては、誰でも自分の趣味やプライベートなデータが保存してあるため、絶対見られたくないでしょう。

18禁の画像から、普段の趣味、そして忘れがたい過去の恋など….隠しきりたい男の世界ですが、おそらくそうはいきません。

そんな時、プロにまかせることをお勧めします。なぜなら、そういったデータは、あきれるほど慣れているから!粛々と整理して

くれる事でしょう。ぜひ生前に、やんわりとご家族にご相談を!

遺品整理される事

親の遺品を整理することは経験したのですが、逆に自分が死んだ後、誰かに遺品整理をしてもらう事も考えておかなければなりません!(厳しい現実です)

とりわけ、テレビ、冷蔵庫、エアコンなど大型家電などは処分費もそれ相応にかかるため、残された者への負担は少なくないと思われます。

自分の荷物はいわば、自分が生活してきた足跡。それを整理する中で、自分のこれまでを振り返り、これからを決めるという終活のテーマが見えてくるというわけです。

遺品整理の際、家族は故人の遺品を捨てるのにかなりの精神力を使うと思われますので、できるだけ自分で整理し、貴重品などは「処分方法」を明記しておくのが良いかと思います。

それにしても、自分の遺品整理のことを考えると、とても寂しい気分になるのは私だけでしょうか?

 

人間関係という遺品

母親が他界した時は、お通夜やお葬式の準備に追われて大変でした。そしてその後の「遺品整理」がもっと大変でした。

しかし、その後さらに大変だったのが母親の人間関係という遺品でした。葬儀の時は身内の人達にすべて通知していたと思ったのですが…友人や遠い親戚など、すべての人間関係を把握できていなかったため、後で大変お叱りを受けました。

「あんなに懇意にしていたのに(怒)葬儀に出席できなかった」などのお言葉をいただきました。新聞発表などをしていなかったので反論のしようもありません。遺品も整理した後だったので、形見分けもできませんでした。

まだ生きているときに、葬儀の時だれに通知したらよいかということは聞きにくいものです。

ただ、人間関係という遺品も大切だということを思い知らされました。

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