2016-03 - 大阪・神戸の遺品整理|ハロークリーンセンター

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2016-03

デジタル遺品の問題

デジタル化は我々の生活を便利にしましたが、一方でそれによるトラブルも急増しています。その代表が「デジタル遺品」の問題です。

つまり、誰かが亡くなった際、これまでの遺品とは違う「デジタル化された遺品」が残るため、その処理において遺族がトラブルに遭ってしまうのです。

パソコンやスマホといったデジタルデバイスには、人に知られたくない“自分だけの情報”と、自分が死んだ際に“遺族が知るべき情報”が、混在して保存されています。

そしてそれらの情報は、死後の対処に向けた策を講じていないケースがほとんど。そのため、人に見られたくないものを見られてしまうトラブルと、人が見なければならないものを見られないトラブルに陥ってしまうのです。

現役世代の方でも、いつ何が起こるかわかりません!トラブルを避けるためにも、データの整理をおススメします。

 

死と向き合う

なかなか景気の回復が実感できない日本経済。しかし、葬儀や供養などの「エンディング産業」は右肩上がりのようです。

メインの葬儀の形態はさまざまで、木の下に遺灰を埋葬する樹木葬や大海にまく海洋葬は当たり前。飛行機でまく空中葬や、高度30キロの成層圏まで届くバルーン葬、遺灰のカプセルをロケットで打ち上げる宇宙葬まであり、散骨は想像を超えた発展(?)を遂げているようです。

遺品整理の仕事も、「高齢で重たいものが運べない」「子どもに迷惑をかけたくない」などさまざまな理由で需要が高まっています。

遺品整理業者は、専門的な知識を持って遺品を形見分け、リサイクル品、不用品に分類するプロ。遺品は故人の生きた証しで大切に扱いたいもの。死と向き合う心構えを持って仕事を行いたいと思います。

 

 

断舎利と生前整理

「断舎利」と言いますと、不必要なものを整理し処分して、身の周りをきれいにするとともに心身ともにストレスから開放され、生き方も変わる。といった考えで、比較的若い人から中年層くらいまでの問題であろうと思います。

一方、「生前整理」は生きているうちに持ち物を整理し遺品を少なくすることで、年齢を重ね自分の死後の事が気になると、「終活」というかたちで始める方が多いようです。

ただ、「生前整理」については、亡くなった後に「遺品整理」を行う業者もあり、「故人の想いのこもった品々を供養する」という観点で取り扱うといったモラルを重視してくれますので、安心してまかせる事が出来ると思います。

人口が多く、大量生産・大量消費の時代を生き抜いた団塊世代が高齢者となった今!断舎利と生前整理が同時にブームになっているのも当然の事でしょう!

団塊世代より下の年代でも、一定の年齢を迎え身辺を整理したい、身の回りの不要なモノを捨ててしまいたいと考えている人は無意識のうちに、終活を始めているのかもしれません。

 

「えひめ丸」から回収された遺品

米ハワイ・オアフ島沖で愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が米原子力潜水艦に衝突され、生徒ら9人が死亡した事故は10日、発生から15年を迎えたそうです。

その「えひめ丸」から回収されたのが「鐘」、遺族にとっては大切な遺品となりました。この遺品は「遺品整理」すると言うよりは、大切に保管すべき物となりました。

事故が起きた2月10日、正門そばにある慰霊碑前で行われた式典には約320人が参列。事故が起きた午前8時43分に合わせ、引き揚げた船体から回収された鐘を9回鳴らし、1分間黙とうしたそうです。

ではなぜこれを掲載したのかというと、実は私も宇和島市出身なのです。合掌!

「愛媛丸 鐘」のストーリーの画像(BIGLOBEニュース) 正門前に安置された鐘

 

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