2015-07 - 大阪・神戸の遺品整理|ハロークリーンセンター

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2015-07

想像を絶する遺品整理の世界

最近書店で「遺品整理」のお仕事をされている方の体験談を書いた本が何冊も売られています。

日々行っている遺品整理という仕事について、様々なエピソードが掲載されているそうですが、けっこうリアルな内容で、読むのは勇気が必要とか….

そこで、とりあえずブログとか、口コミ情報などを閲覧してみましたが、興味本位では読み進められない凄まじい文章が書かれており、現代社会が抱える「闇」というものを感じさせられます。

少子高齢化、遺産相続、恋愛のもつれ、遺族の不仲、人に知られたくないとんでもない性癖……、まさに人の営みの陰の部分が凝縮されています。

私もひとり暮らしですから他人事では済まされません、せめて部屋の中の整理くらいはしておかなければと強く思います。まちがっても書物に掲載されるような最期にはなりたくないものです。

いかに生きるかということも大事ですが、いかに死ぬかということも大きな人生の問題なのですね!

遺品整理

今朝 出勤前に何気にスイッチを入れたテレビで遺品整理業者のドキュメンタリーをやっていました。

内容はアパートで孤独死をされた男性の遺品整理でした。 死後二週間後に大家さんによって発見され

ご遺族連絡をしたところ 長い間疎遠になっていたため全てを放棄され大家さんからの依頼でした。

不用品というものは一切なく 個人の立場に立って 引き出しの隅から冷蔵庫の中ズボンのポケットの中まで

ひとつずつ丁寧に整理していく地味な作業です。 2本だけ残っている煙草、冷蔵庫内の残された卵など

数日前まで個人の生活が感じられ 突然訪れる死のあっけなさを実感してしまいました。

もうひとつの内容は亡くなったお父様の遺品整理を28歳お嬢さんが行うもので お嬢さんの小さい頃に描いた

絵を保管されていた事に感動したり 何気ないお父さんのメモの走り書きですらいとおしく整理していく

姿でした。

このお嬢さんと同じ気持ちで私共も日々作業を行っています。ご遺族の方には気持ちの整理がつかないまま

私共にご依頼を頂く事も多々あります。  ご遺族のご意向にしっかり耳を傾けご不明な点 判断がつかない事

は良きアドバイザーとしてお手伝いをしていきたいと改めて思いました。

主婦から遺品整理業へ

遺品整理業をしてる方のお話が載っていたので下記に記事を載せたいと思います。

転機は42歳のときに訪れた。銀行からかかってきた一本の電話に仰天。夫が事業に失敗し1億円の借金を抱え、家のローンも半年滞納されていた。

「人生の大きな落とし穴に落っこちた感じです。夫は居たたまれなかったのか、家を出ていってしまいました」

幸せな人生が一転して借金取りに追われる生活に。ローンの返済や子供の学費などで月30万円の生活費が必要だった。いや応なしに家庭の主婦から社会人へ。武器は車の免許証だけ。新聞の求人広告を見て選んだ仕事は、家屋の解体業だった。

「42歳のおばさんが月30万円稼ぐには、人の嫌がること、汚れる仕事しかなかった。面接で社長に、見積もりを出したり現場の管理をする仕事もあるからといわれて」女だてらに飛び込んだ世界だったが、逆に女性だから面白がられ「先輩に名刺の渡し方から現場の管理まで教えてもらいました」。

その後、完全歩合制で家屋解体の仕事を請け負うことになり、収入も増えた。

2000年に「菅井商会」を設立。遺品整理業も始めた。遺体が何日も放置されていた孤独死の部屋は異臭がする。葬儀会社から依頼を受けて現場へ行くと、廊下が血の海だったこともある。

「仕事ですから、そういうのを見ても動じません」

懸命に働いて、一度手放したマイホームは10年後に買い戻した。1億円の借金も全額返済し、2人の子供たちもきちんと育て上げたというから、専業主婦どころかスーパー主婦兼起業家だ。ところが、59歳の時に脳腫瘍を患い、1年間の休養を余儀なくされてしまった。

「そのとき生き方について真剣に考えたんです。家屋の解体はほどほどにして、遺品のお片付けを中心にやっていこうと。ご遺族のみなさん心細いから、ご相談を受けることもよくあります。この年だからできる仕事じゃないかと思います」

神奈川・湯河原の海が見える別荘で過ごすのが息抜き。同じ団塊の世代に「年金があっても、家に引っ込んでいたら人生つまらない。人それぞれ考えは違いますが、常に自分に素直に、楽しいこと、やりたいことをやってほしいですね」とエールを送る。

 

デジタル遺品

今、個人情報満載のパソコンやスマホのデータは、デジタル時代の新たな遺品として注目されているという。

「デジタル遺品をどう処分するか?」と、悩む遺族を支援するため「デジタル遺品整理サービス」を行う企業も誕生。また、”終活”の一環として、デジタル遺品の整理を行う高齢者も少なくないという。

しかし、個人データ満載のパソコンのデータから、家族に遺したい写真や動画、文章を選別するのは容易ではなく、デジタル遺品の処分について、半数が「不安」を抱える一方で、その95%以上が「対策をとっていない」という調査結果も。

 

 

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